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最低賃金引上げ改定目安 令和元年度は全国平均27円

公開:2019-08-01
厚生労働省中央最低賃金審議会は、7月30日の議論の結果、地域別最低賃金を全国平均で27円引き上げて、時給901円とする目安を示しました。今後、都道府県ごとに協議が行われ、10月1日より改定される見通しです。   内訳は下記のとおりです。 Aランク 28円 Bランク 27円 Cランク 26円 Dランク 26円   それぞれのランクには、次の都道府県が該当します。 Aランク 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 Bランク 茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 Cランク 北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡 Dランク 青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄   昨年度の引上げ額24~27円を上回り、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年度以降、最も大きい引上げとなりました。 このとおり実施されると、全国平均が初めて900円を超えることとなります。

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